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[2021年04月30日]

収集運搬業とは?産業廃棄物処理との関わりを解説!

前回の記事で解説いたしました産業廃棄物が処理される流れを更に深掘りしていき、今回は収集運搬業にフォーカスして詳しく解説をしていきます。
みな様は収集運搬業と聞いてどの様な認識をお持ちでしょうか。荷物を回収して目的地で荷物を下ろすなど様々ですが、弊社と収集運搬業との関わりを知って廃棄物がどの様なルートを辿るか理解を深めていただければと思います。

 

 

収集運搬業とは?

簡単にいうと、産業廃棄物の運送です。
産業廃棄物の処理を業者に委託したい人と、産業廃棄物の処理を受託する業者の間で、お金をもらって他人の産業廃棄物を運搬する仕事です。
なお、自分の排出した産業廃棄物のみを運搬する場合には、産業廃棄物収集運搬業の許可は必要ありません。

 

 

弊社と収集運搬業とのつながり

毎日大量の産業廃棄物を処理する弊社は多種多様なものが運ばれております。

その中にはものによっては周囲に様々な影響を与えるため、収集運搬などにも許可や資格が必要となります。

弊社プラント設備

 

国連サミットで採択されたSDGsでは廃棄物による環境などへの問題を改善するため、目標12「つくる責任 つかう責任」のターゲットとして、12.5 「廃棄物の発生防止、削減、リサイクルおよび再利用(リユース)により、廃棄物の発生を大幅に削減する。」というものが掲げられています。その目標達成に向けて、弊社でも様々な取り組みを行なっております。

 

収集運搬業の注意点

産業廃棄物収集運搬業の許可では、産業廃棄物しか収集運搬はできません。特別管理産業廃棄物の運搬はできないため注意が必要です。

そして、これらの種類の産業廃棄物で、他人の産業廃棄物を業として、収集・運搬する場合には、産業廃棄物収集運搬業の許可が必要となるわけです。
また、産業廃棄物収集運搬業は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律(通称廃掃法)により定められています。